ドル円、カナダドル円
今晩の注目イベント
21:30
カナダ 小売売上高(4月)
予想 -0.4% 前回 2.1%(前月比)
予想 0.0% 前回 1.7%(自動車除く・前月比)
カナダ小売売上高は、前月(3月)が強かったこともあり、今回は弱めの見通しとなっている。
ただ、カナダ景気の回復は他先進国に比べ強く、今回発表予定の小売売上高が事前予想を上回ることも期待できる。
昨晩、カナダドルが他の通貨に比べ売られたこともあり、小売売上高が予想を上回る好結果となればカナダドルを買い戻す動きは強まる可能性がある。
23:00
米 新築住宅販売件数(5月)
予想 410千件 前回 504千件
昨晩発表された5月の米中古住宅販売件数は、566万件と3カ月ぶりに減少し、市場予想を50万件近く下回る結果となりドル売りがやや加速した傾向だった。
今晩発表予定の5月の米新築住宅販売件数も前月(4月)に比べ大きく落ち込むことが予想され、昨晩と同様にドルを売る動きが強まる可能性もあり、ドル売り円買いが進めば、ふたたび90円を割り込む可能性が残る。
24日3:15頃
FRB政策金利
予想 0.00%-0.25% 現行 0.00%-0.25%
FRB政策金利は、注目はされているものの、ネガティブないし、ポジティブインパクトが無ければ、市場を大きく動かす材料になりにくい。
すでに市場は、FRBの低金利政策の長期化を織り込んでおり今回発表される声明文も、市場が織り込んでいる内容とほぼ同じ内容になると予想出来る。
市場にサプライズを与えるとすれば、FRBの声明文が、低金利政策の長期化を覆す内容の場合だろうがそれはあまり期待できそうにない。